10月 小説とシナリオ、お仕事の話
10月のお仕事の話です
あっという間に10月が終わりました。
毎週何かしらの締め切りがあり
「んあー! やばいやばいやばい!」と思っている間に1ヶ月が過ぎ去っていきます。
先月は、小説の締め切りで大変だったと書いたのですが、今月はシナリオの仕事が多めでした。
そして今月といえば
拙作「遊び人の冷酷伯爵は、意図せぬ結婚で真実の愛を知る」が発売されましたね。
とてもありがたいことに、各配信サイトでランキングに乗り、
ピッコマさんでは、トップにも掲載いただきました。
どこかでは週間ランキング2位にもなっていて「マジか」と思わず声がでましたよ。
いろんな人に読まれてうれしー!
素敵なイラストを描いてくださったイラストレーターさんや、編集さん、購入してくださった皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。
今作は、書いていて自分の中で驚きが多かった印象です。
とくにヒーローのダグラス・ローファーが、最初から最後まで私の頭の中で生き生きしていました。
私はいわゆる「俺さま」が苦手で今まで書くのを避けていたのですが
物語を思いついたときに、ダグラスというキャラクターが決まり「やるぞ」と覚悟を決めました。
苦手なキャラを書くのは大変かと思いましたが
終始、頭の中のダグラスが俺さまで、嫌味っぽく、私を引っ張っていってくれた気がします。
悲しきモテる色男。
自信満々でどこか憎めない。
その色気を書くのが大変で、もっと魅力的にみせねばとこだわりました。
そして、エリザベスの無邪気っぷりも……苦労、したなぁ……。
女性に対しては何でも思い通りだったダグラスがエリザベスに振り回される……。
王道だと思うんですけど、セリフの一つひとつ、気を抜けなかったです。
なにより、私の推しはお兄ちゃんのデビッド。石頭な感じが、かわいい。
こんな感じで、苦しくも楽しく書かせていただきました。
正直、多くの人に支持される作品ではないかもしれません。
世界観に地雷が多すぎる……。輪姦とか、浮気とか……。
読み返すと、拙さが目立ちますが、今まで書いた中で一番印象深い作品です。
11月1日にはアマゾンで配信が始まりますね。いろんな人にお届けできるのが楽しみです。
と、普段は作品にかんして、あんまり書かないのですが綴ってみました。
現在、新作を準備中です。
シナリオでは、今回も継続的なゲームや音声シナリオ、
あと同人漫画の原作シナリオのお仕事をしました。
どれもとっても刺激的でした。
来月もありがたいことに忙しくなりそうです。
ですが、1~2万字ほどのちょっとしたお仕事だったら
対応できそうなので、お気軽にご相談くださいね。