【カクヨム】金のたまご に拙作が選ばれました!【エブリスタでも?!】
キャラクター紹介
とりあえず
ご無沙汰しております!
そしてあけましておめでとうございます。
実生活でいうと住宅ローンが通ったり、簿記の試験を受けることになったりと大きな壁が立ちふさがっています。
もちろん、執筆のほうも好調で毎日充実しております。
とはいえ、こちらでも小説関係の情報を配信していければと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします。
それでは本題です!
あけおめことよろ。「カクヨム金の卵」である。前回同様だがとにかく母数が多い。その中から4本となると普通の新人賞ならデビューの確率だ。そこで今回はタイトルとキャッチコピーから何分の一かに選り分けるところから始めた。次回はこのネタを使わないようにしたい。さて今回は(1)「異世界辺境経営記」(2)「今日もまた俺は彼女に思考を読まれている」(3)「ナナオちゃんは女の子が好き」(4)「評論:書評・映画・音楽・その他」を取り上げた。一部謎のタイトルがあるように見えるがそういうこともある。特に内容上の共通点はないが、広がりうる作品たちだ。(1)は本格経営ファンタジーで、金を稼ぐというのはこういう頭の使い方なのかということを味わえる。(2)は心が読める彼女が自分の傍にいたがるというところがまず最初のファンタジー。(3)は二人で性転換。バディだとまた新味がある。(4)はアメリカ在住の作者のエッセー。好きなものについてのしなやかな語りが、文章を作品に昇華させるのだという一つの実例を味わうことができる。 (本文より引用)
感想
本作はガチクズではあるが非常にモテ男な高校生・ナナオが、複数股をかけた女子に刺殺されそうになったところを、占い師の老婆に、救助の代わりに性転換させられるというところから始まる。
家族には性転換を受け入れられたものの、そのまま日常生活は送れないため別な学校に編入するなど、擬似的な異世界転生要素もある。
が、本作最大の個性は、転生者ならぬ転換者が、ナナオとネコの2名いるということだ。
二人とも元男なので、いわばタッグで転生(転換)と言ったところかで。何も知らないナナオならクラスメイトの誘いに乗ってほいほいと合コンに行ってしまいそうだが、行ってもつまらん我々は男だ、と切って捨てるネコの歯切れのよさに、今更のように「そういえばそうだった……」とナナオや読者は思うわけだが、そういう演出は一人の転換者では作れない。
また二人いることによって、次第に精神的に女性化していくナナオとの差異が際立つなどの仕組みもあり、親しみがあるジャンルの作品のよう見えて、作中では意外な展開を楽しめそうだ。(新作紹介 カクヨム金のたまご/文=村上裕一)
というわけで、いろいろなところで取り上げていただきありがとうございます。
前作の「俺のムスコを貸してくれ?!」もエブリスタ、カクヨム、アルファポリス、小説家になろうにてランキングやピックアップいただきご愛読いただきました。
今回も運が良いことにこのような結果を得られ、ありがたく思います。
これからも、今年も作品ともどもよろしくお願いいたします。
呉西しの