【京都文フリ】素敵な出会い編【一般参加】

◆キャラクター紹介

呉西
自称書く人。普段は事務職の人。江戸川乱歩が好き

クマ
自称読む人。漫画を読んでいるところしか目撃したことはない。星新一が好きらしい

 

 

【京都文フリ】素敵な出会い編【一般参加】

呉西
やっと時間が少しできたんで更新していきます。それでは京都文学フリマ素敵な出会い編をやっていくぞ
クマ
忙しかったらしいで

 



 

文学フリマ京都では本当に素晴らしい出会いがありました。

初一般参加で私は作品との出会いを求めていましたが、自分が東京文学フリマ出店を目標に持っていたので少なからず雰囲気や出店側、一般参加側としてもなにか得られるものがあればいいなと思って参加した次第です。

 

まずは一周素通り。

次にパンフレット熟読。(入り口で出店者の情報がのったパンフレットが配られます)

もう一度一周。

 

その時、一人のお兄さんに「ちょちょちょちょ!」と肩を叩かれたんです。

 

呉西
はい(余所行きの声)

聞けば自分の自伝を作った男性に話しかけられました。

私を逃さまいと早口で作品の素晴らしさを教えてくれました。

彼の熱意に負け、作品も魅力的に感じたため

呉西
じゃあ、購入させてもらってもいいですか?

と言いました。

彼(同い年か年上かもしれません)のように積極的に宣伝している人はこの後会場を何周もしますがこの人だけでした。

 

呉西
京都っていう場所柄かも知らんけど結構みんな大人しかった印象やなぁ~
クマ
京都関係あるんかな……

 

そのあとも次から次へと物色、購入。

お兄さんが気さくに話しかけてくれたおかげか、勇気をもらえた気がします。

一人で参加されている方には

呉西
お一人で書かれたんですか?
呉西
表紙は自分で書かれたんですか?

等を聞いて、グループで参加されている方には

呉西
何かのサークルとかなんですか?

と聞きました。

 

 

目的のサークルに辿りつけない話

 

ある程度回った後、実は後三点ほど周りたいところがあったのですが混んでいたり場所がわからなくて辿り着けないで居ました。

 

先ず一点は、ツイッターでエゴさしたときに出てきたサークルです。

男性の方でミステリーを書かれている方でした。

「本日は一人で新幹線に乗って着ています」

というツイートを拝見し、遠くから来たのなら、結構遠征する人→東京文フリも行く人? と仮説を勝手に立てこれは会わねばと思っておりました。

しかし、出店番号が机に張っておらず見つけるのに苦戦しました……!

 

京都文学フリマでは、会議机が数十個並び列を作っています。

この列は「あ-1~」次の列は「か-1~」となっていて順番列さえ見つけてしまえば後は「あ-1」「あ-2」……と並んでいるので辿って行けば見つかると思うじゃないですか?

ですが机を二つ分とっているサークルさんがいたり、欠席しているサークルさんがいたり、サークル番号書いていない机があると、サークル番号を書いている机を凝視しないといけないんですよね……。

クマ(裏声)
やだ! あの人こっち見てる興味あるのかな?

ってなるじゃないですか……。

チキンハートの私にはやっぱりそれはできないですよね。

実際、違うサークルさん前で立ち止まってしまい、目が合ってしまったので、汗を流しながら

呉西
ちょ、ちょっと見てもいいですか?

冊子を手に取ってしまうじゃないですか……。

そのあとに冊子を購入させてもらいましたけどね!

面白かったです! その節はありがとうございました!

あ、目的のサークルにはなんとかたどり着けました!

 

あとの二点は単純に混んでいました。

一つは「京都大学推理小説研究会」です。

もう名前だけで

呉西
絶対面白いやつやん……

となるじゃないですか……。

(本当に面白いんですよ)

スペースはびっくりするほどシンプル。

本もシンプル。(A4でめちゃくちゃ分厚いです。学校の卒業文集二冊分くらい)

POPもA5の紙に細いマジックで書きなぐる感じ。

売り子さん(たぶん作者様)も全員男性。しかも人数が多くてほとんどの方が立っています。

正直

呉西
めちゃくちゃ買いにくい

です。

でも、そんなことがどうでもよくなるくらい何年も続いたブランドや、京都大学の人が書くミステリーに単純に惹かれます。

しかし、何度見ても何人か並んでいるので最後の最後で購入することができました。

会話は……ほとんどしてませんが購入できた達成感は凄いです。

最後に「関西作家志望集う会」です。

こちらも実はツイッターを拝見しており、行こう行こうと思いつつも購入している方がいらっしゃったので素通りしておりました。

そして今回も素通り……と思ったときに着物を着た売り子さん(後に副部長だと聞きます)と目が合い、手招きされてホイホイついて行ってしまいました。

三冊ほどしっかり製本された本格的な本が並び、どのような内容か聞きながらそのうちの一冊を購入させていただきました。

これが「恋は三味」という恋愛短編集です。

(恋愛をテーマにしていますが、一癖も二癖もある短編です。ただ、キュンとするのではなくて、心に余韻を残す素敵な作品が勢ぞろいでした。お求めの際は文学フリマにぜひ!)

購入しながら、雑談をし私が「ワナビに毛の生えた作家もどき(受賞するまで私は自分のことをもどきだと思うようにしている)」であり「次の東京文学フリマに参加する」と話をするとなんと「東京文学フリマにも行く作家さんを紹介してあげる」と言われました。

呉西
(女神かよ……)

確かに、幅広く文学フリマに参加されている男性を紹介していただきました。

そのあともブログに遊びに来てくださったり、活動に誘っていただきました。

 

こうして独りぼっちで京都へ向かい、乗り物酔いでオエオエ言い、道に迷った私の初めての一般参加は幕を閉じたのです。

いろいろな人が気軽に話しかけて下さり、温かい冊子を買わせていただきました。

そのどれもが素晴らしく、私もぜひ文学フリマに参加したいという熱意に変わりました。

今日書かせていただいた人達に出会わなければ「楽しくなかった」と思ったかもしれません。

全ての作者様に感謝と、敬意を!

呉西でした。

 

 



 

呉西

次回はこの参加で思った「この売り場はよかった、いいと思わなかった」をかければいいなと思います!

お読みいただきありがとうございました

 

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